皆吉愛寿香が涙のプロ初優勝！4ホールにわたる死闘を制す

JLPGAステップ・アップ・ツアー2025シーズン第8戦「ルートインカップ 上田丸子グランヴィリオレディース」（賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円）は6月15日、長野県の上田丸子グランヴィリオゴルフ倶楽部で最終日の競技が行われました。通算10アンダーで並んだ皆吉愛寿香（みなよし あすか）と本明夏（もと あすか）によるプレーオフの末、皆吉がプロ初優勝を飾りました。

【ルートインカップ2025】手に汗握る大激戦！若きヒロイン誕生の3日間を振り返る

皆さん、こんにちは！ゴルフファンに最高の週末を届けてくれた「ルートインカップ 上田丸子グランヴィリオレディース」が、感動のフィナーレを迎えましたね！🏆✨

舞台は緑豊かな長野県・上田丸子グランヴィリオゴルフ倶楽部。ここで繰り広げられたのは、誰もが息をのむドラマチックな3日間の物語でした。それでは早速、あの興奮を一緒に振り返っていきましょう！

【第1日】衝撃のロケットスタート！主役は19歳のルーキー！

大会初日、ゴルフ界に衝撃が走りました。主役の座を奪ったのは、なんと19歳のルーキー、山下心暖（やました ここな）選手！

プロの猛者たちが集う中、なんと「65」という驚異的なスコアを叩き出し、7アンダーで単独首位に躍り出たのです！「え、あの子は誰だ！？」と誰もが驚くほどの完璧なゴルフ。まさにシンデレラ誕生を予感させる、鮮烈なデビューでした。

もちろん、他の実力者たちも黙ってはいません。優勝することになる皆吉愛寿香選手や石井理緒選手も上位につけ、「このままルーキーに独走はさせないぞ！」という気迫がひしひしと伝わってくる、見ごたえ十分な初日となりました。

【第2日】ムービングサタデー！三つ巴の頂上決戦へ！

ゴルフファンが愛してやまない「ムービングサタデー」。その名の通り、順位が激しく入れ替わる運命の2日目、試合は一気にヒートアップしました！

初日を沸かせた山下選手が少しスコアを落とす中、虎視眈々とトップを狙っていた実力者たちが牙をむきます。

なんと2日目を終えてトップに立ったのは… 「-9」で3人が並ぶ大混戦状態に！

その3人とは、 安定感抜群のゴルフで浮上した皆吉愛寿香選手 2日間「67」を揃える強さを見せた石井理緒選手 猛チャージで一気に駆け上がった本明夏選手

最終日はこの3人による直接対決！誰が勝つのか、誰が抜け出すのか…？ゴルフファンにとっては、楽しみで眠れない夜になったこと間違いありません！

【最終日】涙、涙の初優勝！4ホールの死闘を制したのは…！

そして迎えた運命の最終日。 澄み渡る青空の下、3人の熾烈な優勝争いが始まりました。試合は抜きつ抜かれつのシーソーゲーム。1打の重みがズッシリとのしかかる緊張感の中、最後に優勝争いに残ったのは、皆吉愛寿香選手と本明夏選手でした。

正規の18ホールを終えて、スコアは全く同じ通算10アンダー。

まさか、まさかのプレーオフ突入です！ 長野の熱い一日は、まだまだ終わりませんでした。

18番ホールで行われたプレーオフは、1ホール目、2ホール目、3ホール目とお互いにパーを譲らない、まさに死闘。選手の心臓の音が聞こえてきそうな、息詰まる展開でした。

そして、勝負が決まったのは4ホール目。 ここで皆吉選手が冷静にパーをセーブ。対する本選手に痛恨のボギーが出てしまい、長い長い戦いに終止符が打たれました。

その瞬間、グリーンに崩れ落ち、涙を流す皆吉愛寿香選手。プロになってからの苦労や努力が報われた、感動のプロ初優勝でした！

若きルーキーの台頭あり、実力者たちの意地あり、そして涙の初優勝ありと、ゴルフの魅力がすべて詰まった最高の3日間でしたね。 ヒロインとなった皆吉選手、本当におめでとうございます！そして、最後まで戦い抜いたすべての選手に、大きな拍手を送りたいと思います！

次の試合ではどんなドラマが待っているのか、今から楽しみで仕方がありません！

上位選手の健闘とコメント

惜しくもプレーオフで敗れた本明夏は、「プロになって初めてのプレーオフで緊張しました。最後、3パットして負けてしまったので、パッティングの大切さを改めて感じました。悔しいけど、いい経験です」と語り、この経験を糧にさらなる飛躍を誓いました。

また、通算8アンダーの3位タイには、ルーキーの福田萌維と山下心暖、そして石井理緒が入りました。特に福田は「終盤の3連続バーディーは気合いで取りました。バックナインでスコアを伸ばせたことは自信になります」とコメントしており、ルーキーの活躍が大会を大いに盛り上げました。

今大会は、皆吉愛寿香選手の涙の初優勝で幕を閉じました。若手やルーキーの台頭も目立ち、今後のJLPGAステップ・アップ・ツアーの賞金女王争い、そしてレギュラーツアーへの道をめぐる戦いは、ますます熾烈を極めていくことでしょう。