- 2007年生まれの現役高校生で、JLPGA最年少プロとして注目を集める
- 2024年のプロテストに一発合格、通算イーブンパーで12位タイの成績
- アオノジュニアなどアマ時代に全国レベルでの実績あり
- 憧れはコ・ジンヨン選手、得意クラブはショートアイアン
Contents
プロフィール

怪我を乗り越え最年少合格、未来を切り拓く現役女子大生プ
2007年3月5日生まれ、兵庫県三田市出身の加藤麗奈プロ。2024年にJLPGAプロテストに合格した97期生であり、現役の日本ウェルネススポーツ大学の学生でもあります。特に、2024年プロテスト合格者中最年少(当時17歳)という点は、彼女のキャリアを語る上で重要な要素となる。
プロフィールとゴルフへの道
身長155cm、血液型O型。ゴルフを始めたのは7歳か8歳の頃、シングルプレーヤーである父親の勧めで、10歳から本格的に取り組み始めました。中学1年生から続く藤井かすみプロ(コーチ)の指導もあり中学卒業後は大阪の好文学園女子高校に進学し、1年生からレギュラーとして活躍。しかし、高校1年の春休みに左足首の下(くるぶしの下)を疲労骨折するというアクシデントに見舞われます。
この経験を経て、高校1年の終わり頃に大きな決断をします。通信制のルネサンス大阪高校への転入です。この転校は、単に前の学校が嫌だったという理由ではなく、「プロテストへ向けて練習により集中できる環境をつくりたかった」という明確な目的意識に基づいていた。 通学時間を惜しみ、練習時間を最大化するという、プロテスト合格に最適化された生活リズムを確立しました。中学1年生の頃からツアー通算10勝の藤井かすみプロに師事し、技術を磨いてきました。
プロテストへの道と逆境の中での快挙
2024年、高校在学中にJLPGAプロテストに初挑戦で見事一発合格(通算イーブンパー、12位タイ)。同年のプロテストにおいて、初挑戦での合格者は福田萌維プロと加藤プロのわずか2名のみであり、その価値は非常に高い。 特筆すべきは、この快挙を左足首下の疲労骨折というアクシデントを抱えたまま成し遂げた点である。 複数ステージにわたるテストを身体的制約の中でクリアしたことは、彼女の並外れた精神力を示しています。
プロ転向後の試練と現在
しかし、怪我の影響はプロ転向後も続きました。プロテスト合格後のファイナルQT(クォリファイングトーナメント)では、痛みに耐えきれず第3ラウンドスタート前に棄権した。 これにより、2025年シーズンの出場資格はQTランキング104位となり、主にステップ・アップ・ツアーが主戦場となる見込みである。 それでも、怪我を押して出場した12月の「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」では21位で完走し、その後、本格的な治療と回復に専念しました。この一連の経緯は、彼女のゴルフに対する強い意志と、逆境に屈しない精神力を物語っているが、同時にキャリア初期における長期的な怪我の管理という課題も浮き彫りにしている。
プレースタイルと未来への目標
自身のプレースタイルを「堅実なマネジメントが持ち味」と語り、得意クラブはショートアイアン。かつて苦手だったショートゲームを練習で克服した経験が、粘り強さにつながっています。憧れの選手は韓国のコ・ジンヨン選手。
プロテスト合格後のコメントでは、「一発合格することができて本当に嬉しいです。ギャラリーの方々に応援して頂けるような選手になりたいです」と述べている。 プロデビュー戦ではパッティングに苦しむ場面もありましたが、今後は持ち前の堅実さに積極性を加え、ステップ・アップ・ツアーを主戦場としながら、レギュラーツアーへの道を切り拓いていくことが期待されます。怪我を乗り越え、若くしてプロの世界に飛び込んだ加藤麗奈プロの今後の活躍から目が離せません。
2024年最終プロテスト結果
順位 | SCORE | 合計 | 1R | 2R | 3R | 4R |
---|---|---|---|---|---|---|
12T | 0 | 288 | 74 | 72 | 71 | 71 |
クラブセッティング
プロ転向後のオフシーズンに、パターを除く全てのクラブをブリヂストン製に一新。
スポンサー契約
- 延田グループ: 2025年4月頃にスポンサー契約を発表 。同グループは、人気プロのイ・ボミ選手(韓国)の所属先としても知られている 。
- ロッテ: 同時期にスポンサー契約を締結 。
- ブリヂストンスポーツ:クラブ提供という形で強力なサポートを行っている 。
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2025年 出場試合スケジュール
2025年ファイナルQT104位でステップ・アップ・ツアーを主戦場の予定。

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総括:加藤麗奈プロの魅力と将来性
- 17歳という若さでプロテストに合格し、JLPGA最年少プロとして話題に
- 全国大会での優勝や入賞経験も豊富で、ジュニア時代から安定感あり
- ショートアイアンを武器に精度の高いプレーが持ち味
- 「応援される選手になりたい」と語る姿勢がファンの共感を呼ぶ
- 2025年はステップ・アップ・ツアーで経験を積み、飛躍のシーズンに