2024年合格者

前田 羚菜プロのプロフィールやスポンサー、クラブセッティングなどを調査しました

記事のポイント
  • 2024年プロテストに合格し、97期生としてJLPGAに入会
  • 最終プロテストでは14位タイ(+1)の安定したスコアを記録
  • ファイナルQT93位で、2025年はステップ・アップ・ツアーを主戦場に

プロフィール

前田 羚菜:JLPGA公式

規格外の飛距離を武器にする、期待の大型ルーキー

2005年12月5日生まれ、大阪府藤井寺市出身の前田羚菜プロ。奈良育英高等学校を卒業し、2024年にプロテストに合格したJLPGA97期生の一人です。171cmの恵まれた身長から繰り出されるドライバーショットは、彼女の最大の魅力です。

プロフィールとゴルフの始まり

現在19歳(2025年5月時点)、血液型はAB型。ゴルフを始めたのは9歳か10歳の頃、父親に練習場へ連れて行ってもらったのがきっかけでした。当初からプロを目指していたわけではありませんが、その才能は早くから注目されていました。小学生時代にはドライバーで280ヤードを記録したこともあるという逸話も残っています。

アマチュア時代の成長

ジュニア時代からその飛距離は注目を集め、高校時代には関西高等学校ゴルフ対抗戦(団体・個人)や奈良県アマチュアゴルフ選手権で優勝するなど、着実に実績を重ねました。2022年には、中嶋常幸プロが主宰する「トミーアカデミー」の6期生にも選出され、さらなる飛躍の礎を築きました。

プロへの道と最大の武器

プロゴルファーへの道は、一度の挫折を経て切り拓かれました。2023年の初挑戦では二次予選で涙をのみましたが、その悔しさをバネに練習に励み、2024年11月、2度目の挑戦となったJLPGA最終プロテストに14位タイで見事合格しました。 2024年12月1日付でプロゴルファーとしてのキャリアをスタートさせています。

彼女の最大の武器は、171cmという恵まれた身長を生かしたドライバーショットです。 平均飛距離は260ヤードに達し、これは現在のJLPGAツアーにおいてもトップクラスに匹敵する数値です。

趣味は映画鑑賞。その圧倒的な飛距離を武器に、これからのツアーでの活躍が大いに期待される、将来性豊かな大型新人です。

2024年最終プロテスト結果

順位 SCORE 合計 1R 2R 3R 4R
14T +1 289 70 76 70 73

クラブセッティング

ドライバー

ドライバーはPINGの「G440 MAX」(ロフト10.5度)を使用しています。同シリーズには、より低スピンで操作性の高い「G440 LST」もラインナップされており、他のPING契約女子プロにはLSTを選択する選手も多い中、前田プロが「MAX」を選んでいる点は興味深い点です。「MAX」は一般的に寛容性が高く、直進性に優れるモデルとされています。自身の圧倒的なパワーをコントロールし、フェアウェイキープ率を高めたいという戦略的な意図が読み取れます。これは、「(ドライバーショットが)ただラフに入ってしまうことが多いので、シーズンオフはショットの方向性をもっと上げる練習をしたい」という本人のコメントとも一致します。

フェアウェイウッド & ハイブリッド

フェアウェイウッドはPING「G440」の4番ウッドを使用。一般的な3番ウッドではなく4番ウッドを選択しているのは、打ち出し角の高さや操作性を重視している可能性があります。さらに、ハイブリッドは同じくPING「G440」の3番(20度)、4番(23度)、5番(26度)と3本投入しています。ロングアイアンの代わりとなるこれらのクラブで、長いパー4のセカンドショットやパー5でのグリーン攻略に必要な距離を正確にカバーしようという意図が見えます。

アイアン

アイアンはPING「i230」を6番からPWまで使用。「i230」は、操作性と寛容性のバランスが取れたモデルで、多くのツアープロから支持されています。セットが6番から始まっていることからも、それ以上の距離はハイブリッドでカバーする現代的なセッティングであることがわかります。

ウェッジ

ウェッジはPING「s159」を3本(48度Sグラインド、54度Hグラインド、58度Wグラインド)入れています。ロフト角だけでなく、ソール形状(グラインド)の異なるウェッジを揃えることで、グリーン周りの様々なライや状況に対応し、ショートゲームの精度を高めようとしています。「ショートゲームも磨き、パー5で確実にバーディーを奪えるようになりたい」という課題克服に向けたセッティングと言えるでしょう。

パター

パターはPING「SCOTTSDALE CRAZ-E」を使用。特徴的なマレット型のヘッドデザインで、高い慣性モーメント(MOI)を持ち、ミスヒット時の安定性に優れています。ストロークの安定感を求めるプレーヤーに好まれる傾向があります。

クラブ種類 メーカー/モデル名 ロフト/番手 備考 (グラインド等)
ドライバー PING G440 MAX 10.5度
フェアウェイウッド PING G440 #4
ハイブリッド PING G440 #3 (20度)
ハイブリッド PING G440 #4 (23度)
ハイブリッド PING G440 #5 (26度)
アイアン PING i230 #6 – PW
ウェッジ PING s159 48度 Sグラインド
ウェッジ PING s159 54度 Hグラインド
ウェッジ PING s159 58度 Wグラインド
パター PING SCOTTSDALE CRAZ-E マレット型

スポンサー契約

  • 株式会社ミロク情報サービス(MJS)
  • PING(ピン)用具契約
  • ライク株式会社

契約ゴルフウェアブランド

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総括:前田羚菜プロの魅力と今後の展望

  • 171cmの恵まれた体格を活かし、安定したショットが持ち味
  • 2024年はプロテストとQTを順調に通過し、プロ入り1年目の期待大
  • SNSでは日常やゴルフ活動を発信しており、ファンとの交流も活発
  • クラブ・ウェア・スポンサー情報は今後の発表に注目が集まる
  • 今後のステップ・アップ・ツアーでの成績次第でレギュラーツアー昇格も視野