大久保 柚季プロのプロフィールやスポンサー、クラブセッティングなどを調査しました

輝かしいジュニア実績を礎に、プロの世界へ羽ばたく

2003年10月13日生まれ、大阪府大阪市出身の大久保柚季プロ。2024年に4度目の挑戦でプロテストに合格したJLPGA97期生の一員です。加賀電子に所属し、豊富なジュニア時代の経験を武器にプロの世界で活躍を目指します。

プロフィールとゴルフの始まり

身長160cm、血液型O型。6歳（小学校1年生）の時、姉の影響でゴルフを始めました。出身校は好文学園女子高等学校です。

ジュニア時代から国内外で目覚ましい実績を残してきました。小学3年生時にはキャロウェイ世界ジュニアゴルフ選手権で準優勝し、翌年のシード権を獲得。その翌年も同大会で7位入賞を果たしました。 関西地区では小学生・中学生のタイトルを多数獲得し、関西女子アマチュアゴルフ選手権でも優勝。

全国レベルでも常に上位で活躍し、中学3年生で日本女子オープン、高校3年生でステップ・アップ・ツアーに出場するなど、早くからトップレベルを経験。国体には大阪府代表としても選出されました。このように、国際大会での好成績から国内ジュニア・アマチュアタイトル獲得、そしてトッププロトーナメントへの出場まで、彼女のジュニア・アマチュア時代の経歴は非常に充実しており、プロ転向への強固な土台を築き上げました。

プロへの道：4度目の正直

これほどの実績を持ちながらも、プロテスト合格までの道のりは平坦ではありませんでした。プロゴルファーへの道は、3度の最終プロテスト挑戦を経て、2024年に4度目の挑戦で結実しました。 最終プロテストでは通算イーブンパー、12位タイで見事合格。プロテスト期間中は、上位で争うプレッシャーから夜も眠れない日々が続いたと語っています。 合格後には安堵と共に、「ツアーで1勝できるようにがんばります」と力強く抱負を述べました。 2024年12月1日、正式にプロゴルファーとしてのキャリアをスタートさせました。

プレースタイルとパーソナリティ

彼女自身が強みとして挙げるのは、フェアウェイキープ率の高さです。 曲がらないショットには自信があり、アプローチも得意としています。ドライバーの平均飛距離は230ヤード（所属契約発表時は250ヤードとの情報も）で、ベストスコアは64。

目標とする選手は西村優菜プロ。性格は「誰にでもフレンドリー」で、周りからは「何も考えてなさそう」と言われることもあるとか。趣味は野球観戦や「推し活」（Snow Man）、特技は縄跳びと、多彩な一面を持っています。座右の銘は「なんとかなるっしょ」で、ポジティブな姿勢がうかがえます。 将来の夢として、10年後には「ツアーのトップ選手」となり、「世界で活躍」すること、特にアメリカツアーへの挑戦意欲も示唆しています。

輝かしい実績と、幾度の挑戦を経て掴んだプロへの切符。持ち前の明るさと、得意のショット精度を武器に、大久保柚季プロの今後の活躍から目が離せません。