2023年合格者

清本 美波プロのプロフィールやスポンサー、クラブセッティングなどを調査しました。

プロフィール

清本 美波:LPGA公式

清本美波(きよもと みなみ)さんは、愛知県一宮市出身の女子プロゴルファーで、ジェイテクトに所属しています。2005年8月29日生まれ、身長153cm、体重54kg、血液型はB型です。6歳からゴルフを始め、父親の宗健さんの指導のもと、弟2人と切磋琢磨しながら技術を磨いてきました。

主な戦績:

  • 2019年:全国中学校ゴルフ選手権春季大会 優勝
  • 2021年:樋口久子 三菱電機レディス 18位タイ(ローアマチュア)
  • 2023年:プロテスト トップ合格

2023年のプロテストでは、全米女子アマチュアゴルフ選手権の覇者・馬場咲希さんら後続に5打差をつける通算17アンダーでトップ合格し、高校在学中にプロ転向を果たしました。

また、2023年5月には、愛知県を代表する企業であるジェイテクトとスポンサー契約を締結し、プロゴルファーとしての活動を支援されています。

清本さんの得意クラブは8番アイアンで、ドライバーの平均飛距離は250ヤードです。趣味は美しい景色を見に行くことで、試合の際にはその地域の景色や夜景を楽しんでいます。憧れのプロゴルファーはタイガー・ウッズです。

2023年最終プロテスト結果

順位 SCORE 合計 1R 2R 3R 4R
1 -17 271 65 72 68 66

クラブセッティング

清本美波さんのクラブセッティングは以下の通りです。

  • ドライバー:テーラーメイド Qi10 LS (10.5°) – シャフト: 24 VENTUS BLUE (5S)​

清本プロは女子プロとしては珍しく「低スピンのヘッドを自分で操作するのが好き」なタイプで、アマチュア時代~プロテスト時には前モデルの「ステルス2 プラス」ドライバー(低スピンモデル)を愛用していました​。

プロ転向後に新発売のQi10 LSドライバーをテストした際、「自分の中でビタッときた」と手応えを感じ、スタンダードやMAXモデルは試さず即決でQi10 LSを選んだといいます。

新ドライバーでは打感が従来より硬質で高い音になり、スピン量も約3000回転から2500回転を下回る程度に減少。その結果「球が強く感じて操作性もいいし、飛距離も伸びています」と本人も驚く性能向上を実感しています​。

低スピンの強い弾道で飛ばせる点が、このクラブ選択の決め手になっています。

  • フェアウェイウッド:テーラーメイド Qi10 (3番15°、5番18°) – シャフト: SPEEDER NX GREEN (50g台,S)​

ドライバーと同じQi10シリーズの新モデルで統一しており、安定した弾道と飛距離を得ています。プロ転向直後の2024年初頭までは前モデルの「ステルス2 プラス」(3W, 5W)を使用していましたが​

、現在はドライバーとあわせて最新モデルに切り替えています。軽量50g台のシャフトにSフレックスを採用し、ヘッドスピードに合った振り心地と適正スピンを両立しています。

  • ユーティリティ:テーラーメイド Qi10 レスキュー (4番22°、5番25°) – シャフト: VENTUS HYBRID (70g台,S)​

フェアウェイウッドと同様、最新のQi10シリーズのレスキュークラブです。プロテスト合格直後はテーラーメイド「SIM2 MAX レスキュー(4番)」や「ステルス2 レスキュー(5番)」を入れていましたが​

、現在は4UT・5UTともQi10レスキューに統一されています。シャフトにはドライバーのVENTUS系と同じく藤倉製のハイブリッド専用シャフトを装着し、重量70g台のSフレックスで方向安定性と高さの出しやすさを確保しています​。

  • アイアン:テーラーメイド P790 (2021年モデル) 6番~PW – シャフト: NSプロ 850GH neo (R)​

テーラーメイド P790 アイアン (2021年モデル) – 6番~PW。シャフト:日本シャフト NSプロ 850GH neo (Rフレックス)​

清本プロはプロ転向前後でアイアンセットを変更しており、アマチュア時代はやさしさ重視の「ステルス グローレ」アイアンを使用していました​

しかし「プロになったんだから、もう少し大人っぽいクラブを使ったほうがいい」という助言もあり、テーラーメイド本社の試打室で偶然手にしたP790 (2021)にスイッチしています。
P790は中空構造の飛び系アイアンですが、清本プロは「グローレで悩んでいた飛距離もこのアイアンで十分出て、しかもグリーンで止まってくれる。程よく球も上がる」と一度の試打で気に入ったと語っています​。
その試打用アイアンは標準よりわずかにロフトを寝かせた調整品でしたが、そのままバッグに投入したほどフィーリングが合ったようです​。
シャフトはNSプロ 850GH neo(R)と比較的軽量のスチールを使っています。清本プロはクラブセッティングの試行錯誤でカーボンシャフトも検討しましたが最終的にスチールを選択しており(ヘッドの挙動を安定させる狙いとみられます)、現在のアイアンとウェッジにはこの軽量スチール(R)の組み合わせを採用しています​
  • ウェッジ:テーラーメイド MG4 (48°、52°、56°) – シャフト: NSプロ 850GH neo (R)​

ウェッジ構成はピッチングウェッジ(PW)の延長で48°から始まり、4度間隔で56°まで揃えています。清本プロはサンドウェッジとして56°を使用し、それが自身の武器になっていると語っています​。

56°のフルショットで約85ヤード飛ばせるため、この距離を打てるクラブは外せない重要存在とのことです​。

アプローチでも56°一本でかなり対応できるため、現状はロブウェッジ(58°や60°)を入れず48°・52°・56°の3本体制としています。ただし、新しく指導を受け始めた永井直樹コーチからは「プロの速いグリーンで戦うには58°の方が良い」と助言されており、清本プロ自身も58°ウェッジの導入をテスト中です​。

58°を入れる場合は現在の14本から1本抜く必要がありますが、「56°は絶対外せないし、ユーティリティの距離も必要。となると48°がいらないかも…」と悩んでおり​、「52°・56°・58°」もしくは「50°・54°・58°」の組み合わせを検討している段階です。

つまり今後ウェッジセッティングを変更する可能性がありますが、現時点(最新)では48°・52°・56°のままでプレーしています。

  • パター:テーラーメイド Spider Tour X TRUSS TM1​

マレット型ヘッドに三角形のTRUSS(トラス)構造ネックを備えた高慣性モーメントのパターです。清本プロはプロテスト合格直後はテーラーメイドのTrussパター「TB1 トラスヒール」を使用していました​が、その後Spider Tour X Truss TM1にモデルチェンジしています​。

Spiderシリーズの安定感とTrussネックによる方向性の良さを両立したモデルで、パッティングの安定を図っています(本人コメントはありませんが、重量感や構えやすさから選択したと推察されます)。いずれにせよ契約先のテーラーメイド製パターの中で、自身に合うモデルを選んで使用しています。

  • ボール:テーラーメイド TP5 (2021)​

5ピース構造のツアーボールで、スピンコントロールと飛距離性能に定評があります。清本プロは長年TP5を使用しており、プロ転向後も引き続き2021年モデルのTP5を使用しています​。

契約先メーカーのボールで統一しつつ、自身の感覚に合ったモデルを選んでいるようです。なお、他の契約プロが最新モデルへ移行する中で2021年版を使い続けている点から、打感やスピン性能などに特に信頼を置いている可能性があります。

スポンサー契約

  • ジェイテクト(JTEKT)

契約ゴルフウェアブランド

  • パワードギア(POWER ℃ GEAR)
  • パシフィックゴルフマネージメント株式会社(PGM)

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