- 徳島県出身で8歳からゴルフを始め、JLPGAプロテストに4度目で合格
- アマチュア時代にステップアップツアーで史上6人目のアマ優勝を達成
- クラブ調整に鉛を用いるなど、ギアへのこだわりが強い選手
- 地元企業を中心に6社とスポンサー契約し、安定した支援を受けて活動中
Contents
プロフィール
都 玲華:JLPGA公式
都 玲華(みやこ れいか)選手は、2004年2月18日生まれ、徳島県徳島市出身のプロゴルファーです。8歳の時に父親と練習場に行ったことをきっかけにゴルフを始めました。生光学園高等学校(徳島県)を卒業し、2024年11月1日に日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のプロテストに4度目の挑戦で合格しました。
アマチュア時代には、2019年の「四国ジュニアゴルフ選手権」や「四国ジュニア秋季ゴルフ選手権」で優勝し、2024年4月にはステップ・アップ・ツアー「大王海運レディスオープン」で通算16アンダーを記録し、史上6人目となるアマチュア優勝を達成しました。
プロ転向後は、2025年2月16日から17日にかけて開催された「INTLOOPグループ レディースカップ」で13位タイの成績を収めるなど、活躍を続けています。
都選手は、身長167cm、体重60kg、血液型はAB型です。得意クラブは8番アイアンで、ドライバーの平均飛距離は250ヤードとされています。
また、父親の都英樹さんは徳島で有名な実業家であり、都選手のゴルフキャリアをサポートしています。
現在、都選手はInstagram(@miyakore___0218)でも情報を発信しており、ファンとの交流を大切にしています。
今後のさらなる活躍が期待される注目の若手プロゴルファーです。
2024年最終プロテスト結果
順位 | SCORE | 合計 | 1R | 2R | 3R | 4R |
---|---|---|---|---|---|---|
2T | -8 | 280 | 70 | 71 | 69 | 70 |
クラブセッティング
都 玲華プロのクラブセッティングは、以下の通りです。
ドライバー
- スリクソン ZX5 Mk II(10.5度)
- シャフト: ツアーAD GC 5S
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特徴: 安定性と飛距離を兼ね備え、ソール部分に4~5枚の鉛を貼って重量調整を行っています。2024年使用の『Srixon ZX5 Mk II』2 から、最新モデル『Srixon ZXi』(10.5°) へとスイッチしました 。
ZXiシリーズには複数のモデルが存在しますが(ZXi, ZXi LS, ZXi TR, ZXi MAX)、標準的なZXiモデルは操作性と寛容性のバランスが取れたオールラウンドタイプとされ、プロの使用も多いモデルです 。
新開発の「i-FLEX」フェース構造や「STAR FRAME CROWN」により、ボールスピードの向上と安定性を追求しています 。
都プロ自身もジャパンゴルフフェアで「打感が少し違うけど、スピン量が抑えられながら飛んでくれるし、キャリーも出るし、球が強い。めちゃくちゃいい」と高く評価しており 、飛距離性能とコントロール性の向上を期待していることがうかがえます。
2024年モデルで使用していたシャフトはTour AD GC 5Sでしたが 、2025年モデルのシャフトは現時点で不明です。
フェアウェイウッド
- 3番ウッド(15度): ゼクシオX 2019年モデル
- 5番ウッド(18度): ゼクシオX 2019年モデル
- シャフト: ツアーAD GC 5S
特徴: フェアウェイウッドは、2019年モデルの『XXIO X』を引き続き使用しています 。最新モデルへの変更も可能な中で旧モデルを維持する背景には、XXIOブランドが持つ打ちやすさ、上がりやすさ、そして寛容性への信頼があると考えられます。
特にルーキーイヤーで、よりタフなコースセッティングに挑む上で、パー5のセカンドショットや、ティショットでの確実性が求められる場面での安心感を優先した可能性があります。
長年使い慣れたクラブへの信頼感も大きいでしょう。シャフトは2024年と同じTour AD GC 5S 21 を継続使用している可能性が高いです。構えやすさと打球音が気に入っており、ボールの上がりやすさも魅力です。3番ウッドには手元側に1g、ヘッドのヒール側に0.5gの鉛を貼って調整しています。
ユーティリティ
- 5番(23度): ゼクシオX
- 6番(26度): ゼクシオX
- シャフト: ツアーAD VF HB75 R
特徴:ハイブリッドもフェアウェイウッド同様、『XXIO X』を継続使用 。#5と#6という番手構成は、彼女のアイアンセットが#6から始まることを考えると、ロングアイアンの代わりとして、特定の距離を安定して打ち、グリーンを狙うための重要な役割を担っていると推測されます。
フェアウェイウッドと同じく、XXIOならではのやさしさが、厳しい状況下でのミスの許容範囲を広げ、安定したプレーに貢献していると考えられます。シャフトは2024年使用のTour AD VF HB75 Rを継続している可能性が高いですが、Rフレックス表記でもハイブリッド用シャフトの特性上、必ずしも柔らかすぎるわけではないと考えられます。
アイアン
- 6番~7番: スリクソン ZX5 Mk II
- シャフト: Miyazaki CODEX 8R
- 8番~PW: スリクソン ZX5 Mk II
- シャフト: Miyazaki CODEX 8S
特徴:アイアンは『Srixon ZX5 Mk II』2 から、最新の『Srixon ZXi5』(#6-PW) へと変更されました 。ZXi5は、軟鉄鍛造ボディにクロムバナジウム鋼フェースを組み合わせた複合構造アイアンで 28、ZX5 Mk IIよりもややシャープな見た目ながら、飛距離性能、操作性、寛容性を高次元でバランスさせているモデルです。
バックフェースの「MAINFRAME」構造や「コンデンス鍛造」、抜けの良い「TOUR V.T. SOLE」30 など、最新技術が投入されています。#6からPWという番手構成は変わらず、自身の強みと公言するアイアンショットにおいて、プロの舞台で求められる更なる精度と操作性を追求した選択と言えるでしょう。
2024年は番手によってシャフト(Miyazaki CODEX 8R/8S)を使い分けていましたが、2025年のシャフトは現時点では不明です。
ウェッジ
- 48度、54度、58度: スリクソン RTX6
- シャフト: N.S.PRO 850GH R
特徴: ウェッジは『Srixon RTX6』(48°, 52°, 58°)から、クリーブランドゴルフの最新モデル『RTZ』(48°, 54°, 58°) へと一新されました。RTZウェッジ最大の特徴は、新開発の合金素材「Z-ALLOY」の採用です。
これにより従来モデルより軽量かつ柔らかい打感を実現し、余剰重量を重心設計に活かすことで打感とコントロール性能の向上が図られています。都プロもジャパンゴルフフェアで「打った感じが“カシャっ”ていうアイアンに近い感じもあるのに、フェースに乗る感じが好き。スピンもしっかり効くし、顔もすごく好き」と絶賛しており、フィーリングを重視している様子がうかがえます。
注目すべきはロフト構成の変更です。従来の52°を抜き、新たに54°を加えています。PWのロフトが44°であることを考えると、新しいロフトギャップはPW(44°)-48°(4°差)、48°-54°(6°差)、54°-58°(4°差)となります。48°と54°の間がやや開きますが、フルショットだけでなく、コントロールショットでの距離の打ち分けを考慮したセッティング変更の可能性があります。
2024年のシャフトはN.S.PRO 850GH Rでしたが、2025年のシャフトは不明です。58度のウェッジはバンスを削ったり鉛を貼ったりして、約3か月かけて調整しています。
パター
- L.A.B GOLF MEZZ.1
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特徴: 2024年の新人戦で使用していた『L.A.B. GOLF MEZZ.1』について、2025年の明確な使用情報は現時点ではありませんが、継続使用の可能性が高いと考えられます。
MEZZ.1は、ライ角通りに構えればフェースの開閉トルクが発生しない「Lie Angle Balance」技術を搭載した、独特な形状を持つ高MOIパターです。
このタイプのパターは一度慣れると手放せないプレーヤーも多く、特に安定性を求める選手に支持されています。大きな変更があった他のクラブとは異なり、パターに関する変更情報がないことから、引き続きこの特徴的なパターでグリーン上の戦いに挑むと予想されます。
ボール
- ボール (NEW): Srixon Z-STAR
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特徴:ボールは『Srixon Z-STAR XV』2 から、『Srixon Z-STAR ♦︎ DIAMOND』へと変更されました。Z-STAR ♦︎ DIAMONDは、Z-STAR XVの飛距離性能とZ-STARのスピン性能・ソフトな打感を両立することを目指したモデルと言われています。
特にアイアンショットでの適度なスピン量と、グリーン周りでのスピン性能、ソフトな打感が特徴です。都プロの「スピンも効くし、フェースに食いつく。アプローチ、パターの打感がすごく良くておすすめです。感触はむぎゅって感じ(笑)」というコメントは、まさにこのボールの特性を表しています。
新しいRTZウェッジとの相性も考慮し、アプローチやパッティングでのフィーリングとパフォーマンス向上を狙った変更であることは明らかです。都プロは、クラブの調整に鉛を使用するなど、細部にまでこだわりを持っています。特にフェアウェイウッドは2019年モデルをネットで購入し、長年愛用しています。
クラブ種類 | 2024年新人戦時点 | 2025年3月時点 | 変更点 |
---|---|---|---|
ドライバー | Srixon ZX5 Mk II (10.5°) / Tour AD GC 5S | Srixon ZXi (10.5°) / シャフト TBC | モデル変更 (NEW) |
FW #3 | XXIO X (2019) (15°) / Tour AD GC 5S | XXIO X (2019) (15°) / シャフト TBC (変更なし濃厚) | 変更なし (RETAINED) |
FW #5 | XXIO X (2019) (18°) / Tour AD GC 5S | XXIO X (2019) (18°) / シャフト TBC (変更なし濃厚) | 変更なし (RETAINED) |
Hybrid #5 | XXIO X (23°) / Tour AD VF HB75 R | XXIO X (23°) / シャフト TBC (変更なし濃厚) | 変更なし (RETAINED) |
Hybrid #6 | XXIO X (26°) / Tour AD VF HB75 R | XXIO X (26°) / シャフト TBC (変更なし濃厚) | 変更なし (RETAINED) |
アイアン #6-7 | Srixon ZX5 Mk II / Miyazaki CODEX 8R | Srixon ZXi5 / シャフト TBC | モデル変更 (NEW) |
アイアン #8-PW | Srixon ZX5 Mk II / Miyazaki CODEX 8S | Srixon ZXi5 / シャフト TBC | モデル変更 (NEW) |
ウェッジ (48°) | Srixon RTX6 (48°) / N.S.PRO 850GH R | Cleveland RTZ (48°) / シャフト TBC | モデル・ロフト変更 (NEW) |
ウェッジ (52°) | Srixon RTX6 (52°) / N.S.PRO 850GH R | – | 削除 |
ウェッジ (54°) | – | Cleveland RTZ (54°) / シャフト TBC | 追加 (NEW) |
ウェッジ (58°) | Srixon RTX6 (58°) / N.S.PRO 850GH R | Cleveland RTZ (58°) / シャフト TBC | モデル変更 (NEW) |
パター | L.A.B. GOLF MEZZ.1 | L.A.B. GOLF MEZZ.1 (変更なし濃厚) | 変更なし濃厚 (RETAINED) |
ボール | Srixon Z-STAR XV | Srixon Z-STAR ♦︎ DIAMOND | モデル変更 (NEW) |
彼女のクラブセッティングに関する詳細な情報は、以下の動画でも紹介されています。
スポンサー契約
都 玲華プロは、以下の企業とスポンサー契約を結んでいます。
- 大東建託株式会社: 2024年2月1日よりスポンサー契約を締結し、トーナメントでは「大東建託」および「いい部屋ネット」のロゴが入ったキャップやウェア、キャディ
- 小松開発工業株式会社: 徳島県に本社を置く企業で、地元のスポンサーとして都プロをサポートしています。
- ASMO株式会社: 徳島県の企業で、都プロの活動を支援しています。
- プロミックスゴルフ: ゴルフ用品メーカーで、都プロのスポンサーの一つです。
- ダンロップゴルフ: ゴルフ用品の大手メーカーで、都プロのスポンサー企業です。
- アンパスィ(and per se): ゴルフウェアブランドで、都プロのスポンサーの一つです。
これらの情報は、都プロのInstagramアカウント(@miyakore___0218)で確認できます。
また、2023年7月時点で、都プロは地元徳島の企業を中心に5社のスポンサーと契約していると報じられています。これらのスポンサー企業の支援により、都プロはプロゴルファーとしての活動を精力的に続けています
契約ゴルフウェアブランド
- プロミックスゴルフ: ゴルフ用品メーカーで、都プロのスポンサーの一つです。
- ダンロップゴルフ: ゴルフ用品の大手メーカーで、都プロのスポンサー企業です。
- アンパスィ(and per se): ゴルフウェアブランドで、都プロのスポンサーの一つです。
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2025年 出場試合スケジュール
07.24–07.27ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡県)で行われる大東建託・いい部屋ネットレディスはスポンサー推薦で出場予定。
2025年QTランキング・リランキング53位で主戦場はステップアップツアー。

\『ステップ・アップ・ツアーで都玲華プロ』を応援するならこちら /
総括:都 玲華プロ – 地元愛と粘り強さでプロの舞台に挑む本格派ルーキー
- 2024年プロテストに4回目の挑戦で合格し、夢を実現した努力型ゴルファー
- 2024年ステップアップツアーでアマ優勝という快挙を達成し注目を集める
- スリクソンやゼクシオを中心としたギア構成で、細かな調整にも余念がない
- ドライバー飛距離は250ヤード超、得意クラブは8番アイアンと安定感も抜群
- 複数の地元企業や大手とスポンサー契約を結び、活動基盤がしっかりしている
- 2025年はステップアップツアーを中心に、推薦出場でレギュラーツアーにも参戦予定
- インスタグラムでの情報発信も活発で、ファンとの交流を